◇guitar

◇M-factory  D  proto-002

top : German Spruce

side & back : Brazilian Rosewood

neck : Honduras Mahogany

 

現在のメインギターです。

言わずと知れた機材ブランド【M-factory】がプロデュースするラインナップ。製作はこちらも有名な【沖田ギター工房】が行っています。

Dシェイプのシリアル002となるこの個体は、非常に重厚で厚みのあるサウンドです。

トルクフルで湧き上がるようなエネルギーを持ちつつ、淀みないロングサスティーンと繊細さを兼ね備えています。

弾き手への追従性が高く音の密度も極めて高いので、求める質感に合わせてその部分を自在に出し入れできます。表現の強い味方である反面、その追従性の高さから扱いは難しい楽器です。

このように高密度な中域を持つDは非常に稀で、製作された沖田氏の、まさにオンリーワンの凄みを感じます。

M-factoryを冠しているため“ラインサウンドに特化”した楽器と誤解を招くケースがありますが、そういった類のものではなく、生楽器として正真正銘“本物”のD、“本物”の楽器です。

◇Beneteau Guitars SJ Cutaway

top : Engelmann Spruce

side & back : Honduras Rosewood

neck : Honduras Mahogany

 

 カナダのルシアー【Mark Beneteau】(マーク ベネトウ)氏の作品です。抱え易くも迫力あるサウンドのSJシェイプにカッタウェイの仕様で、美しくも実用的な1本です。

装飾は華やかなものではなく、メイプル材等を用いたウッディなテイストで統一されています。木材で魅せるシックな仕上がりは美しく、上品ですが親しみやすさもあります。

ボディは大きいのですが、通常のコンター加工に加えてバック(ちょうど胸部に当たるところ)にもコンター加工が施され、ストレス無く演奏できます。

サウンド面ですが、非常にワイドレンジです。特に高音の成分が伸びていく感覚があり、上から下までしっかりと出る印象です。音の粒立ちが良く倍音は比較的スッキリしているので、聴き取りやすく綺麗な音です。

全体的にガッチリとした作りのうえ、ブレイシングはノンスキャロップ、S&B材であるホンジュラスローズの特性も合間って、低音はまだまだこれからといった感じ。伸びしろがある楽器は、育てる楽しみがありますね。

ベネトウといえば超絶ギタリストDON ROSS氏の使用で有名ですが、氏を敬愛する僕には、この1本との出会いはとても嬉しいものでした。

この楽器とともに、新たな世界を描き、新たなサウンドの扉を開いていくのが今からとても楽しみです。



Preamplifier & Direct Injection Box